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2008年9月22日 (月)

初めて聴くジョン・ナザレンコのピアノ

Img_1914 世界の新しい音源が次々にリリースされるが千差万別、玉石混交の中得体の知れないものもある。今回紹介のCDもプレヤーは初めて眼にする名前。「John Nazarenko Trio With Reuben Rogers&Eric Harland」。編成は普通のピアノトリオ。このCD、自作自演のようでライナーノートも無ければリリース会社の表記もない。録音データと曲目のみのシンプルさ。つまり演奏者のプロフィールが一切ないのもユニークだ。オリジナルは一曲もなく全てスタンダードなどが並びスタンダード好きの小生には食指が動くのも当然。つまらないオリジナルを並べるのが横行する中貴重だ。演奏スタイルも見事に尽きる。重厚なシングルトーンでどっしりと腰の座った音色、自信溢れる安定したスタイルを軸に随所に新感覚を取り入れたスタイルは正に現代風。若さにはない重みのあるサウンドが経験を物語る。サポートするサイドメンも堅実無比。曲は全10曲。パウエル、ブルーベックのジャズメンオリジナルに他はスタンダードなど。"Bouncin' With Bud"でバップの神髄を示す。"Invitation"はロマンチックで豊かな楽想が伝わる演奏。"But Not For Me""But Beautiful"のバラードプレイは素晴らしい。ジョビンの"How Insensitive"は軽快なボサノヴァ。
2006.5.22,23

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