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2008年9月12日 (金)

右近茂 2作目のリーダー作

Img_1905 本邦のスイングテナー、クラリネットの第一人者右近茂。2001年の初リーダー作「Ukon At Ease」以来の2作目のリーダー作がリリースされた。「Stranger In Paradise/SHIGERU UKON QUARTET featuring Bernie Tanabe」。メンバーは右近の他ピアノ:八木隆幸、ベース:大表秀具、ドラムス:岡田朋之のカルテットに曲によりギターの田辺充邦が加わる編成は前回と同じだがリズムセクションがガラリと変わったのが特長。前作も右近の豊潤な音色に魅了されたが今回もメンバーの新鮮さの魅力が加わってリラックスした寛ぎのサウンドに期待が集まる。右近のテナーを聴いていると一貫したスムーズなスイング感が支配したサウンドはズート・シムスに通ずるものがある。曲は12曲で良く知られたスタンダードやジャズ曲で統一された庶民的選曲も魅力のひとつ。随所にフィーチャーされる田辺のギターがいぶし銀のように絶妙に心に響く。リラクゼーションの中に至福の空間を演出する見事な演奏集といえる。ぎんぎんの緊張したジャズでは出せないゆとり、今一番求められているジャズがこれだ。

2008.4.15,22

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