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2008年8月19日 (火)

デンマークの精鋭クインテットの力作

Img_1851 ヨーロッパのジャズ先進国デンマーク。今回はデンマークのベテランの精鋭によるネオバップアルバム「Bolberg Markussen Quintet/Final Call」。40~50代の油の乗ったフロント陣の双頭クインテット。トランペット:ヘリンク・ボルバーグ、テナー、バスクラ:ウエッフェ・マークセン、ピアノ:ベン・ベイシャコフ、ベース:アンダース・クリステンセン、ドラムス:フランズ・リフジャーグというデンマークの2管クインテット。フロントの二人はデンマークでは人気、実績を誇る尊敬された名手で来日経験もある。ホルバーグは80年代にデンマークの新主流派の雄”ページワン”に在籍した逸材。マークセンは最年長でデンマークの重鎮的存在。ステープルチェースにリーダー作のあるベイシャコフの安定感は見逃せない。スタイルは新主流派の新鮮なサウンドが支配する。ボルバーグのブリリアントでイマジネイティブなソロが実力の高さを物語る。太く逞しいテナーがジャズの緊張感をあおりベテラン達の古さを感じさせない演奏に脱帽する。オープニングのケニー・ドハムの名曲"SHORT STORY"ではハードバップ路線を踏襲しながらソロの新鮮さが魅力。残りの6曲は全てボルバーグとマークセンのオリジナル。中でも14分に及ぶボルバーグの"Acid Rain"はバスクラを吹くマークセンの本領発揮の演奏で聴き応えがある。ベイシャコフ以下のリズムセクションのバッキングも見事。
2002.2.7,8

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