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2008年8月 9日 (土)

B・ハリスのリラックスしたクラブセッション

Img_1834 バリー・ハリスは本邦でも最も人気のあるピアニストの一人。バップピアノの神髄を今に伝える貴重な存在。ジャズ史に残る数々の名演は燦然と輝き今でも円熟と風格を備えたピアノは芸術的といえる。ハリスのCDは特定なレーベルに拘らず世界の色々なレーベルからリリースされその何れも傑作に値するアルバム。今回は95年来日時の「Barry Harris Live at "DUG"」。著名な写真家中平氏のクラブでのライブ。メンバーはベース:稲葉国光、ドラムス:渡辺文男のトリオフォーマット。稲葉は最近名を聞かなくなったが一頃は超人的活躍をしていた。渡辺はバップドラマーの第一人者で最近新譜をリリースして気を吐いている。この二人,まさにハリスをサポートするにはうってつけの布陣。ハリスはインティメイトな雰囲気でリラックスし、自然体のプレイが真価を最高に発揮するタイプ。ここでも気負わず淡々と自己のペースで弾きこなすあたり百戦錬磨のベテランの風格といえる。曲は全10曲。ハリスのオリジナル2曲にジャズメン5曲にスタンダード3曲の構成。1曲目オリジナル"Luminescence"からハリスの世界に導かれる。パウエルの"Oblivion""No name Blues"で本領発揮の演奏。"Cherokee"はアップテンポに乗って強力なスイングが圧巻。"I Got Rhythm 、Rhythm A Ning"はハリスの持ち味が存分に出た白眉の演奏。

1995.529

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