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2008年8月 7日 (木)

ニック・ウェルドンのソノラに感動

Img_1832_2 イギリス出身のジャズピアニストといえば古くはジョージ・シアリングやヴィクター・フェルドマンらとスタント・レーシー、ブライアン・レモン、エディ・トンプソンやデヴィッド・ニュートンら実力者の名が挙げられる。米国で活躍した人を除けば知名度は限られているがジャズの本質をついた正統派のピアニストが多い。今回は俊英のニック・ウェルドンの「Nick Weldon Trio/live at the Albert」。94年の前作”ラベンダーズ・ブルー”と同一メンバーでウェルドンのほかベース:ポール・クラーヴィス、ドラムス:アンドリュー・クレインダートのトリオ。前作の名演ハンプトン・ホーズの名曲"SONORA"の演奏が人気を呼んだがこのライブでも再演していて余程気に入っているのだろう。確かにこの曲メロディの美しさとワルツタイムのマッチングが絶妙でホーズの作曲の才能を示すもの。ウェルドンのピアノはエバンスタイプで熱くならず陰影のあるシングルトーンで淡々と自己のペース引き込んで往く。クラービスのブラッシュワークに支えられてスムースなアドリブラインでひたすらスイングする。曲は全5曲でホーズ以外は全てスタンダードで各10分を超える長尺演奏はライブならではのもの。"FOLLING IN LOVE WITH LOVE""YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS""LOVE FOR SALE"などどれもウェルドンの独自の解釈で展開され見事にスイングしていて楽しめる。
1999.5.16

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