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2008年8月 2日 (土)

DearBluesのデビュー盤

Img_1827 毎年全国から実力を持ったジャズメンがデビューする。今回は名古屋を拠点に東海地方で活躍するDearBluesのデビュー盤「Dear Blues/Three Cats View」。この6月に地元のマイナーレーベルからリリースされたホットな作品でデビュー盤として傑出した1枚。メンバーは地元のジャズメンでピアノ:中嶋美弥、ベース:名古路一也、ドラムス:山下佳孝のトリオでリーダーはいない。ブルースを愛するというユニークなネーミングも端的でいい。名古屋というと納谷嘉彦や後藤浩二、水野修平らのメジャーな優れたピアニストの名が浮かぶが中嶋にもその期待が膨らむ。デビュー盤というと何かと力が入って日頃の本来の良さが陰を潜めてしまうものだがこのグループは過剰な力みは何ひとつ感じられず自然体なプレイがいい。ジャズの伝統を継承し明快なスイングと豊かなブルースフィーリングを兼ね備えた演奏は貴重で賞賛される。以前から地元で一流ジャズメンとのセッションを重ねている経験が自信になっているのだろう。曲は全10曲で中嶋のオリジナル3曲にジャズメンオリジナル4曲とスタンダード3曲の魅力ある選曲。一曲目のジュニア・マンスの"Smoky Blues"の稀にみる粘っこいブルースフィーリングに引き込まれる。中嶋のオリジナルも美しいメロディで馴染み易く作曲の非凡さを感じるし腰の据わったバラードプレイも見事。
2008.2.6,7

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