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2008年8月 3日 (日)

古谷充40周年記念アルバム

Img_1828 関西を中心に多方面で幅広く活躍するアルト奏者で作編曲者の古谷充。昭和ジャズ復刻ブームの波にのって60年代のレアなリーダー作が復刻されて古谷の実力が再認識されている折、アナログの限定盤まで再発されレア度は急上昇。音楽生活50年を過ぎた大ベテランながら精力的に活動する意欲には敬服する。今回は古谷の40周年記念としてニューヨークで米国ジャズメンらと共演したアルバム「TAKASHI FURUYA IN MANHATTAN」。メンバーはピアノ:ケニー・バロン、ベース:北川潔、ドラムス:ウィナード・ハーパーのワンホーンカルテット。古谷はアルト、ソプラノの他ヴォーカルもフィーチャーし古谷の全貌を記録したものといえる。名手K・バロン以下の強力なリズムセクションは古谷にとっても願ってもないセッションで期待通りの力演。アルト本来の美しい音色とバップサウンドが溶け合って古谷の円熟したワンホーンジャズが聴ける。緩急織り交ぜた選曲は40年の経験の全てを発揮した演奏には気迫がせまるものがある。曲は全10曲。古谷のオリジナルブルース1曲に日本民謡1曲とジャズメンやスタンダードが占める。得意のヴォーカルも最後に1曲披露する。"BLUES FOR MANHATTAN"アップテンポのブルースナンバーでリラックスした古谷が豪快にスイングする。"BODY AND SOUL"はスローバラードは円熟した古谷のテクニックが光る。ソプラノで吹くひえつき節でのモーダルな演奏は現代的なサウンド。最後のバロンとのヴォーカルデュオの情感を湛えたバラードもよくバックのバロンの好演が光る。
1995.3.26,27 NY

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