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2008年7月18日 (金)

サル・ニスティコ熱演に感動

Img_1808 数少ないリーダー作やサイドメンに参加して存在感を示し、一部のファンから愛されたテナー奏者のサル・ニスティコ。60年代初期に残したリバーサイド、ジャズランドの2枚のリーダー作はニスティコが真価を発揮したアルバムとして知られている。80年代に渡欧し母国に帰らないままオランダで客死した悲運のジャズマン。今回は渡欧前に米西海岸のジャズクラブでのライブ盤「SAL NISTICO Live」。ニスティコのジャズ界の本格的なデビューは"ジャズ・ブラザーズ"でその後ビッグバンド畑で永く過ごしソロイストとしてはさして注目されなかった。渡欧してからサイドメンとして参加したアルヴィン・クイーンとダスコ・ゴイコヴィッチ名義の"A DAY IN HOLLAND"が気合に入ったニスティコの充実したプレイが聴ける。このCDのメンバーはニスティコの他ピアノ:マーク・レヴィン、ベース:ピター・バーシャイ、ドラムス:ボビー・ローゼンスタインのワンホーンカルテット。レヴィンはここのハウスピアニストのようで他はローカルジャズメン。レヴィンは既にトリオの作品を残していてオーソドックスな実力派ピアニストとしての評価は高い。ニスティコは引き締まった音色で情熱的で熱気溢れるソロは圧倒的な迫力に満ちている。曲は全5曲で4曲は10分以上の長尺。スタンダーど3曲にH・モブレーのオリジナルとニスティコのオリジナル1曲。一心不乱に吹奏するニスティコのプレイが印象に残る。自身のオリジナル"Backlog"で気迫に溢れたニスティコの入魂のプレイが聴ける。
1981.2.1 Douglas Beach House , Half Moon Bay ,CA

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