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2008年7月28日 (月)

巨星ジョニー・グリフィン堕つ

Img_1818 またモダンジャズの巨星が亡くなった。新聞の片隅にテナー奏者、ジョニー・グリフィンが25日仏で80歳の生涯を閉じた旨の訃報記事を眼にした。今回はJ・グリフィンを取上げる。「Jonny Griffin Live in Tokyo」。グリフィンのLP、CDは引越しの荷物になるので殆んど処分した中で残した1枚。これはグリフィンの初来日時の録音で年齢も48歳で油が乗っていた時期のもの。メンバーはグリフィンの他ピアノ:ホレス・パーラン、ベース:マッズ・ヴィンディング、ドラムス:アート・テイラーというモダンジャズの歴史を歩んできた超豪華な陣容。グリフィンの得意とするワンホーンも魅力。この音源発売時はLP2枚別々に出たがCD化の再発で1枚の完全盤で出た。グリフィンのアルバムは米国やヨーロッパに無数にあるが終始一貫、自分のスタイルを維持しモダンジャズ一本に賭けたプレヤーも貴重な存在ではなかったか。全5曲でグリフィンのオリジナル2曲にジャズオリジナル1曲とスタンダード2曲。4曲は16分から19分の長尺だが時間の長さを感じさせない充実の演奏。演奏は当時の好調さを反映して個性的な抑揚のある独特のフレーズでブローする。リズムセクションも見事なバッキングでグリフィンを鼓舞しモダンジャズの緊張感と熱気がひしひしと伝わる演奏に圧倒される。"ALL THE THINGS YOU ARE"の一気呵成にブローし後半の無伴奏ソロも凄い。グリフィンのオリジナル"WHEN WE WERE ONE"はグリフィンのバラードプレイの極致を示すもの。その他グリフィンの渡欧後のお気に入りのアルバムは1967年、BLACK LION盤「YOU LEAVE ME BREATHLESS]1973年、Steeple Chase盤「BLUES FOR HARVEY」1978年、Galaxy盤「RETURN OF THE GRIFFIN」
1976.4.23 東京

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