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2008年7月25日 (金)

ウォルター・ビショップJrのチャーリー・パーカー作品  

Img_1815 ジャズの巨匠チャーリー・パーカーの最後の側近といえるピアニストのウォルター・ビショップJr。パーカーのトリビュート作品は色々なジャズメンや趣向で取上げられているが側近の演奏は重みが違う。今回はインタープレイ原盤の「WALTER BISHOPJr./ODE TO BIRD」。メンバーはビショップの他ベース:ポール・ブラウン、ドラムス:ウォルター・ボールデンのトリオ。当時このトリオはレギュラー活動していて数枚録音している。パーカーを支えたピアニストはB・パウエル、T・モンク、D・ジョーダン、A・ヘイグなど皆ジャズの巨人達。影響度や貢献度ではウォルターは影が薄くなる。それにウォルターの知名度が上がらない原因の一つはジャズ三大レーベルといわれるBN,リバーサイド、プレスティジにリーダー作が無いのも影響している。トリオ盤をみるとJAZZ TIME、COTILLION、EAST WIND、INTERPLAY、DIW、REDなどみなマニアックなレーベルで長く市場にない。以前BS放送でウォルターの演奏が放映されていたのを視聴したが高僧のように表情ひとつ変えず没入した姿が印象に残っている。まさにサービス精神などなく実直そのものだ。このパーカートリビュートながら大上段に構える事無く普段着のスタイルを貫き自己の信念で淡々とピアノに向かう孤高のピアニストといえる。全7曲でパーカーのオリジナルとスタンダード。チャラチャラと音を多用する事無く一音一音魂を込めて丹念に弾くところがウォルターの真骨頂でファンの心を捉える。"AU REVAVE""LAURA""STAR EYES""EASY TO LOVE""THIS TIME DREAM'S ON ME"など。
1989.12.4 NY

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