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2008年7月10日 (木)

本田竹曠絶頂期の演奏

Img_1774 70~80年代の本邦ジャズシーンを怒涛の如く駆け抜け新しいジャズの旗手として君臨したピアニストの本田竹曠。本田のピアノは豪快さと繊細さの両面を表裏一体化して孤高の世界を描く無類のピアニスト。今回は世紀のドラマー森山威男を迎えたピアノトリオで80年代中期の代表作「MY FUNNY VALENTINE」。本田得意のスタンダード集。このCD永く廃盤になっていたが本田没後の追悼盤として再発されたがジャケットは変っていてこれがオリジナルデザイン。本田のスタンダード集では72年の「THIS IS HONDA」に集約される。このCDもこれに匹敵するスタンダード集で三者一体のピアノトリオでジャズの醍醐味をストレートに表現した作品集。ブルージーで情感を湛えたピアノは他の比肩を許さない。全8曲でT・モンクとM・タイナーのオリジナルの他はスタンダード。本田の気力に溢れた熱気充満の演奏に引き込まれる。森山のドラミングが本田を一層鼓舞している。"On Green Dolphin Street""Stella By Starlight""The Shadow Of  Your Smile" "My One And Only One" "Round About Midnight"などおなじみの曲が親近感を呼ぶ。バラード"My One And Only Love"での本田の入魂のプレイと森山のブラシュワークはジャズの本流を行くもの。2006.1.13他界された。享年60。
本田竹曠(p)井野信義(b)森山威男(ds)1985.4.3,4 CBSソニー信濃町スタジオ

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