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2008年7月15日 (火)

ヨーロッパジャズメンのジミー・ウッドに捧げた作品

Img_1804_2 スイスのアルトの逸材ジョージ・ロバートの呼びかけで実現したヨーロッパを代表するジャズメンが集合して作られた「A TRIBUTE TO JIMMY WOODE」タイトル通り米国、欧州で活躍した偉大なベーシスト、ジミー・ウッドに捧げられたもの。集まったメンバーはトランペット,フリューゲルホーン:ダスコ・ゴイコビッチ、テナー:アンディ・マギー、ピアノ:ダド・モロニ、ベース:レジー・ジョンソン、ドラムス:ピーター・シュミドリンにゲスト参加のジョージ・ロバートが曲により参加する5,6重奏団という錚々たる顔ぶれ。特定のリーダーは存在しないが一糸乱れぬ演奏が展開され正にベテランといえる。ライナーによれが当初ウッドのヨーロッパジャズ隆盛の功績に対してウッドをリーダーとする作品を念頭に置いていたがウッドの急逝でトリビュート作品になったという。各人の思いが込められた熱いものが感じられるアルバム。ウッドは60年代の欧州に渡って数々のセッションをこなし無数の参加アルバムがある。地味ながら堅実なベースワークと無類の安定感が多くのジャズメンに受け入れられたたのだろう。曲は全8曲。ダスコが2曲オリジナルを提供。ジャズメンオリジナルはウッド、エリントン、マイルス4曲にスタンダード2曲でダスコのオリジナル以外は良く知られた有名曲。1曲目のダスコの"MIDNIGHT BLUES"からドライブのきいた見事な演奏。エリントンの"SOPHISTICATED LADY"でマギーが情感を込めてバラードをまたダスコがマイルスに捧げた"BALLARD FOR MILES"でのミュートプレイは素晴らしい。モロニ・トリオで演奏されるウッドの"MY KIND OF WORLD"はインテンポに入ってダイナッミックにスイングして好演。
2005.8.15 Geneva

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