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2008年6月20日 (金)

ベン・タッカー久々の快演作

Img_1751 ベーシストのベン・タッカー自身がプロデュースした傑作盤「SAVANNA H PRESENTS JAZ」。B・タッカーを一躍有名にしたのは60年代初頭のアトランティック盤のハービー・マン名義「ヴィレッジ・ゲートのハービー・マン」に尽きる。このアルバムでタッカーが書いたマイナーキーの覚えやすいメロディ"Comin’ Home Baby"がヒットし人気者になった。話はそれるがこの時代他にもP・デスモンドの"テイク・ファイブ”やN・アダレイの”ワークソング”などの人気曲が目白押しだった。久し振りに聞くB・タッカーの名前。トリオのメンバーはベン・タッカー、ベース、ジョン・コリアンニ、ピアノ、テディ・リンダーがドラムスの布陣。コリアンニのO・ピターソンばりに豪快にスイングしてグイグイと盛り上げる技は絶妙。何の変哲もないトリオ物だが肩肘張らずリラックスして猛烈にスイングしているところが良い。いまでは殆んど取上げなくなったかつての人気曲をボサ・ノヴで再演しているがさすが御大、上々の仕上がりになっている。全体的に安定感がありバランスがとれたトリオといえる。曲は全10曲。タッカーのオリジナル2曲の他スタンダード中心で聴き易い。これは4ビートジャズの傑作に数えられる内容。

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