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2008年6月22日 (日)

内田浩誠の復帰作

Img_1752 かつて日本のメジャーレーベルのポリドールから立て続けに2枚のリーダ作をリリースして注目されたピアニストの内田浩誠。13年ぶりに地元九州から凱旋復帰作し満を持してのリリース。それも得意のピアノトリオ。タイトルは「PHYSHALI E!」意味不明のタイトル。ライナーの中で録音が全て旨くいきドンピシャリ決まったのでその”ピシャリ”なのだという。しかしジャケットカバー、失礼ながらお世辞にも食指が動かない。クレジットから内田のお子さんが書いたようだ。しかし演奏はジャケットとは似付かわしく無く、真向勝負の正統派のジャズ。内田のピアノは癖なくストレートに等身大でプレイする。これが内田の終始一貫したポリシー。ジャズは気負いなく自然の中でスイングするのが最高でまさに地で往くプレイ。曲は全9曲。5曲で内田のオリジナル、3曲でL・モーガン、T・モンク、D・ダメロンのオリジナル。エンディングは昔ムードテナーのサム・テイラーやシル・オースティンが演奏していた懐かしい”ダニーボーイ”、スローテンポで情感を込めて演奏する。内田のオリジナルはどれも魅力的で印象に残る曲。革新性をアピールする作品ではないがジャズの神髄を聴かせるアルバムといえる。
内田浩誠(p)山村隆一(b)藤山英一郎(ds)1995.926,27

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