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2007年8月16日 (木)

パリ、オリンピアのディジー・ガレスピー

Img_1352 トランペッターのディジー・ガレスピーはチャーリー・パーカーと並んでモダンジャズの巨匠。しかし業績のみが強調されて自身のトランペットを聴く定番があまり見当たらない。ビッグバンドを解散した60年前後から結成したクインテットは史上に残る名コンボにも拘わらず殆んど注目された事が無い。今回は1965年パリ、オリンピアでのライブ「DIZZY GILLESPIE AND HIS QUINTET Featuring James Moody」。ガレスピー面目躍如のライブ。メンバーはガレスピーの他テナー、フルート、ジェームス・ムーディ、ピアノ、ケニー・バロン、ベース、クリストファー・ホワイト、ドラムス、ルディ・コリンズというガレスピーコンボの史上最強軍団。ガレスピーは何回も使節団として欧州各国を歴訪し、演奏しているが何故か完全な形でのアルバムが見当たらない。マイルス、モンク、キャノンボールやエバンスらの”イン・ヨーロパ”物をリリースしているのとはえらい違いだ。過小に評価されているのだ。ガレスピーのコンボには優れたジャズメンが去来した。ピアノにJ・マンス、L・シフリン、ケニーバロン、アルト、フルートにL・ライト、J・ムーディらで地味ながら力のあるジャズメンばかり。ここでもガレスピーは親しみの中にジャズスピリットが溢れたプレイを展開しJ・ムーディーの音楽性豊かなプレイはガレスピーコンボの完成度の高さを物語っている。全般的にガレスピーの人間味が出た和やかなセッションだがそれでいてイージーにならず緊張感を維持した質の高い演奏。全6曲。時代を反映してA・C・ジョビンのボサノヴァ2曲にガレスピーの得意ナンバー3曲とムーディのオリジナル1曲で1曲のみガレスピーのヴォーカルが入る。曲は"ONE NOTE SAMBA"CON ALMA""UMH  UMH""TIN TIN DEO" OH  JOE"他。
1965.11.24 Trema 710465

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