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2007年8月21日 (火)

ベテランギタリスト寺井豊の初リーダー作

Img_1377 日本のメジャーレーベルの”キング”とは思えない隠れた実力派ジャズマンのアルバムを取上げます。1997年リリースの「YUTAKA TERAI/OLD & NEW」。キングの”ジャズ・ギタリスト・ショーケース”の第3弾として発売されたもの。寺井豊が50年代からジャズの道に入ってから初リーダー作の記念すべきアルバム。リーダーの寺井は大阪を拠点にしているギタリスト。その寺井を中心に関西で活動しているジャズメンで固め、デュオ、トリオ、カルテットと曲により編成が変わる。このCDはメディアが東京中心の情報発信では捉えられない地方の優れたジャズマンの活動を知る意義は大きい。ライナーで寺井がモダンジャズの祖の一人チャーリー・クリスチャンの影響をうけ、さらにギターの名匠バーニー・ケッセル、ジム・ホール、ウェス・モンゴメリーらを聴いてジャズギターのスタイルを発展させて来た人。これらのジャズメンはオーソドックスなプレイとスイングにかけては無類のプレヤー。寺井のギターはJ・ホールのようにスインギーでセンシティブなプレイとジャズのグルーブ感が全体に溢れすんなり溶け込める所がいい。ベテランらしく奇をてらわず寺井のスタイルでストレートに表現した演奏に好感が持てる。サイドメンも絶妙のサポートで寺井を盛り立てる。ジャケットカバーは何と”リバーサイド”を思わせるデザインがいかしている。演奏は全11曲。カルテット8曲。トリオ2曲、デュオ1曲で寺井のオリジナル2曲にスタンダード、ジャズメンが9曲。曲は"But Not For Me"はデュオ。"I Hear Rhapsody""Walkin'"はトリオ。"East Of The Sun""Hot House""Alone Together"オリジナルの"Chaild Dance""For T"などはカルテットの演奏。
1997.8.6 KING KICJ 334

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