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2007年7月20日 (金)

バップを信望する金子亜里紗

Img_1249 本邦で数少ないバップピアニストの金子亜里紗。自身の最新作で3作目のリーダー作「The Scene is Clean/Arisa Kaneko」が2007年リリースされた。アルトを加えた従来路線のカルテットの演奏。これまで中堅アルトの小川高生が参加していたが今回は若手の逸材竹内郁人を加えて新境地を示したアルバムに仕上がった。金子の初リーダー作「REIFFTIDE」2作目「Our respects to BUD」と一貫してバップに軸足を置いているのが頼もしい。約一年振りの3作目はバップ時代の作編曲者のタッド・ダメロンの作品に焦点を当て6曲取上げているのが最大の特徴。金子は尊敬するピアニストとしてB・パウエル、B・ハリス、W・ケリー、S・クラークなどのバップやハードバップの大御所達を挙げており正に伝統を継承した本格派で男性顔負けの力強いタッチとバップフレーズが古き時代のジャズが新鮮に蘇させてくれる。パーカー派のアルトの竹内のアルトもアルト本来のクリアな音色でバップナンバーを見事に奏でバップコンボを彷彿とさせる。演奏は全11曲。T・ダメロン6曲に竹内の2曲に金子が3曲のオリジナルを提供。これは金子亜里紗カルテットの意欲作として注目に値する。
金子亜里紗(p)竹内郁人(as)池尻洋史(b)矢嶋正義(ds)2006.11.17,18 Cat Music Factory CGCR-1007

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