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2007年7月24日 (火)

テナー奏者高橋達也の本格派ジャズ

Img_1256 テナーの大ベテラン高橋達也のコンボ作品を紹介します。録音はちょっと古く1992年の「SECRET LOVE/Tatsuya Takahashi」。高橋はいわずと知れた名ビッグバンド東京ユニオンの元バンマスで数々の名作を残した事で知られている。この作品は解散後に積極的にコンボを編成して活動していた時期のもの。メンバーは高橋の他トランペット河東伸夫、ピアノ深井克則、ベース加瀬達、ドラムス海老沢一博のクインテット。メンバーの大半が東京ユニオンに在籍経験がある実力者で固め、まさに本邦を代表する大型コンボで本格派の醍醐味を聴かせる。高橋のテナーは男性的で豪放な音色はモダンジャズの王道を行くものでフレージングの豊かさと相まって絶妙のサウンドをつくり出す。河東のトランペットもフロントの一翼を担って素晴らしいソロを展開する。演奏パターンは全10曲を4パターンに収録。2管クインテットで4曲、深井のピアノトリオで2曲、高橋に深井トリオのカルテット3曲と高橋と加瀬のデュオ1曲と多彩な編成を組んで高橋の魅力を多面的に引き出している。殆んどがスタンダードでアップテンポやスローバラードなどで自在にプレイする高橋に脱帽する。支えるピアノの逸材深井もトリオで"Beautiful Love"新感覚のプレイを展開する。"Broadway"、"Deep Night"は2管のミディアムバウンスのハーモニーが美しい。加瀬とのデュオの"A Foggy Day"では加瀬の重厚なベースが聴きもの。他に"Secret Love""It's all Right With Me"などは圧巻。
1992.8.25,26 AEOLUS AJCD-S001

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