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2007年7月17日 (火)

純正バップピアニストの塚原小太郎

Img_1236_1 B・パウエルの流れを汲む本格的なピアニストの塚原小太郎を取上げます。塚原は中堅というよりもうベテランの部類に入る人。しかし経験、技量をもってしても知名度は必ずしも高くない。吹込みアルバムは数多くあるがいかんせんマイナーレーベルや自主制作が多く一般的な眼に触れる事がないのが影響している。しかし自主制作が多いという事は裏を返せばそれだけ塚原の演奏に魅せられた熱狂的ファンが存在している事を示している。今回は1988年GMLからリリースされた「Hallucination/Kotaro Tsukahara Piano Trio」。メンバーは塚原のほかベースに堅実無比の遠山晃司、ドラムスが気鋭の逸材奥平真吾という願ってもないトリオ。塚原のピアノはバップに根差したストレートアヘッドを指向するモダンジャズの本流をいくピアニスト。奇をてらわずハードバップを正面から向き合って豪快に淀みなくスイングするスタイルは緊張感と興奮を覚える。演奏は全9曲でスタンダードを除きお気に入りのB・パウエル、P・ニューボーン、O・ピーターソンを取上げている。欧州時代のパウエルが取上げた"I'M IN THE MOOD FOR CLASSIC"を奏っていて懐かしい。ベース、ドラムも随所にフィーチャーされて実力を示していて密度の濃い演奏が楽しめる。
GML-CD606

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