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2007年7月30日 (月)

ベーシスト金子健の傑作アルバム「Ken's Trio+1」

Img_1291_1 我が家最後の夏、4メートル程に伸びたツルに西洋アサガオの”ヘブンリーブルー”が淡いライトブルーの清楚な花が咲き始め清涼感が漂う。さて本題。日本のマイナーレーベルが姿を消している中、”ホワッツニュー”はコンスタントに興味深いアルバムをリリースしている注目のレーベル。そのホワッツニューから堅実無比の中堅ベーシスト、金子健の自己のトリオにゲストプレヤーが参加したファーストアルバム「I Like It !/Ken's Trio + 1」を紹介します。メンバーは金子の他ピアノに若手の逸材田村和大、ドラムスに地味ながらうまさ抜群の井川晃のトリオに気鋭のギタリスト岡安芳明が加わる。このCD、金子が長年蓄積して来た音楽的ヴィジョンの発露として結成されたようで最初の記念すべきもの。金子は長年に亘り山本剛や大隅寿男といった日本を代表するトッププレヤーのサイドメンとして人気コンボを側面から支えて来た名手でリーダーの信頼度は絶大。ベーストリオというと弓で長々とギコギコ聴かされると辟易するものだが金子のトリオは決して突出する事無く、メロディアスなソロと田村のピアノ井川の絶妙なドラミングのバランスがとれている。ゲスト参加の岡安のブルージーなギターが金子の力演に華を添える。これは中堅若手が理想的な形で昇華しジャズスピリットに満ちた充実した作品といえる。この後、Ten's Trioはトリオのみでセカンドアルバムをリリースして元気な所をみせており今後の活躍に期待がかかる。演奏は全9曲。メンバーのオリジナル3曲、スタンダードやジャズメンの曲6曲。岡安は2曲にゲスト参加。曲"Ain't She Sweet""Ray's Walk""Golden Earrings""Two RB's""See You Soon""Blue Mosaic""Bass Face"など。"Golden Earrings"は金子のベースのテーマからソロと入魂の一曲。"See You Soon"は田村のバラードプレイが光る。岡安参加の"Two RB's"は岡安のブルージーなギターはグルーブ感が出た見事な演奏。
2004.10.25.26,27 What'New Records WNCJ-2143

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