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2007年7月25日 (水)

ウォルター・ビショップJr.後期の快演

Img_1258 チャーリー・パーカーやマイルス・デービスなどジャズの巨人達と共演した実績の持ち主、ピアノのウォルター・ビショップ・ジュニア。同じ黒人でもB・ハリス、K・ドリュー、W・ケリーやT・フラナガンらの同世代のピアニストに比べて地味な存在だった。トリオの作品はかなり制作されているものの、自身の名作「スピーク・ロウ」が突出した評価をされているために他の作品がかすんでしまった事は否めない。今回は彼の後期にあたる1987年録音の「WALTER BISHOP JR./YESTERDAYS」。このCD、実はウォルター没後3年経った2001年にリリースされた音源。事情によりオクラ入りしていたものが関係者の手で陽の目を見た。メンバーはウォルターの他ベースにポール・ブラウン、ドラムスにウォルター・ボールデンという当時のレギュラートリオで東京録音というレアなもの。このトリオは後にインタープレイ・レーベルに2枚の自信作をリリースしている。ウォルターのピアノはバップに影響された生粋の本格派でジャズの神髄を極めるもの。中庸なスタイルを維持しつつリラックスした演奏に終始し各曲で他の曲のフレーズを随所に挿入して彼の本領を発揮したアルバムとして上位にランクされる。演奏は全7曲。ウォルターのオリジナル1曲にスタンダード5曲と最後はマイルスのテーマで終わる。
良く取上げる"JUST FRIENDS"や"GOOD MORNING HEARTACHE""LADY BARBARA""UP JUMPED SPRING""YESTERDAYS"などでウォルターの親しみ易いピアノに惚れ込む。特にタイトル曲で熱くスイングするソロが圧巻で白眉。
1987.7.8 東京 P.J.L MTCJ-2508

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