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2007年7月13日 (金)

70年代中期の前田憲男トリオのライブ盤

Img_1223 日本を代表するジャズマンの前田憲男はピアニスト、作編曲者として精力的に第一線で活躍している。今日紹介するアルバムは1976年2月銀座69での自己のトリオ演奏を収録したライブ盤。「HAPPY MAMA ON GREEN DOLPHIN STREET/NORIO MAEDA TRIO LIVE INN 69」。当時のマイナーレーベルのオフビート・レコードからリリースされたもの。オフビートは消滅してしまったがカタログには栗田八郎トリオや西条孝之介カルテット、八城一夫のドラムレストリオなど今となっては貴重な音源が多数ある。このアルバムのメンバー、ベースの荒川康男、ドラムスの猪俣猛は今でもWee Threeのネーミングで活躍しておりウェストライナーズ以来の実に息の長いメンバーでまれに見る結束力を保持する。ここでの前田の若かりし」頃のオーソドックスなスタイルでプレイに専念して主流派の実力をフルに発揮した作品として記憶されるべきものと思う。演奏は全6曲で前田のオリジナル3曲にS・ロリンズの"Oleo"他はスタンダード2曲とバランスの取れた選曲。出だしのスタンダード"On Green Dolphn Street"は三者一体となって豪快にスイング、途中荒川のソロがフイーチュアーされる。オリジナル"Lost World"は前田のバラードプレイ。"Oleo"は猪俣のドラムソロからテーマに入る。アップテンポに乗って前田が縦横無尽に踊る。トリオの豪快な演奏が圧巻。スタンダードの"Stella By Starlight"は4ビートにのって心地よくスイングするグルービーな演奏。
Offbeat Records ORLP-1011

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