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2007年7月11日 (水)

レスター派尾田悟の70年代の名演

Img_1221 古い和ジャズのLPが何枚か残った。セレクト時思い入れのあるものが手放せなかったのだ。その中の一枚、レスター派の大御所テナー奏者の尾田悟が70年代初期に満を持して放った力作「SATORU ODA LIVE AT THE NEW 5 SPOT」。70年代は和ジャズが大ブレークした時代。日本の大小のレーベルがこぞって歴史に残る作品を数多く残した。このアルバムもそうした一枚。1976年3月、自由が丘ニュー5スポットでのライブ盤で故いソノてルヲ氏がMCを務め臨場感がヴィヴィッドに伝わってくる。尾田は経験豊かな大ベテランで本邦ジャズ界の重鎮的存在。このアルバムは正に尾田の魅力が横溢したジャジー極まる作品。メンバーもピアノに気鋭の新人根本慶子を抜擢した他トップクラスのジャズメンで固めている。ベース原田政長、ヴァイブ増田一郎、ギター潮先郁男、ドラムス五十嵐武要のセクステットによるハウスバンド。リラックスした中にジャズのエッセンスが存分に盛込まれた寛ぎのスイング感が支配した逸品。全8曲で"Blue Lester"をはじめレスターに因んだ4曲に尾田がレスターに捧げたオリジナル"I Remember Prez"や店の名に因んでB・ゴルソンの名曲"Five Spot After Dark"など全編に亘ってギターを加えた分厚い4リズムの心地よさに乗って尾田サウンドの真骨頂が聴ける。なお途中一曲のみリズムセクションにピアノを除いて若手が交代する。
東宝レコード YX-6103

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