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2007年6月 8日 (金)

レスター派ジョン・ドーテンの初リーダー作

Img_1143 テナーサックスの一方の雄,レスター派の地味なプレヤー、ジョン・ドーテンの初リーダー作は出色のワンホーンジャズ「John Doughten/a time for love」が仏Sunnysideから1996年にリリースされた。ドーテンは本来はテナーを中心に吹いているがここではバリトン、クラリネットを持ち替えてマルチ振りを発揮している。リズムセクションはベテランの名手エディ・ヒギンストリオがバッキングしているのも魅力のひとつ。実はこのカルテット2年前にズート・シムスの追悼盤を録音したE・ヒギンス名義の「ZOOT'S HYMNS」と同じメンバー。ドーテンのズートを彷彿とさせるスムーズで流れるようなフレージングが心地よく響く至福のサウンド。サポートするヒギンストリオのバッキングが実に見事でレギュラーメンバーの如くの一体感は絶妙。演奏は全12曲全て聴きなれたスタンダードでバラードと4ビートが程よくミックスしていて楽しめる。"YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO"はモダンスイングでヒギンスのイントロからドテンのテーマに入る所は見事。"STAR FELL ON ALABAMA"はミディアムテンポで美しいメロディでソロも豊潤感が漂う。"ONCE I LOVED"ボサリズムで昔のS・ゲッツを想起させる演奏。"ON THE ALAMO""A TIME FOR LOVE"はクラリネットでスインギーな演奏。"LET'S HALL IN LOVE"はバリトンに持ち替えこれが素晴らしくいい、ヒギンスのピアノも光る。"POLKA DOTS MOON BEAMS"はバラードで美しさの感動する。
John Doughten(ts,bs,cl)Eddie Higgins(p)Phil Flanigan(b)Danny Burger(ds)1996.3.27,28 Sunnyside SSC10730

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