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2007年6月15日 (金)

ジェームス・クレイとビル・パーキンスの共演

Img_1156 テキサス出身ながら泥臭さが無いテナーのジェームス・クレイと西海岸の孤高のテナービル・パーキンスの2テナーを収めたCDを紹介します。「Bill Perkins-James Clay Quintet/the Right Chemistry」。2テナーに3リズムのクインテット。ジェームスは太い音色ながらあくの強さが無くジャズの主流を往くスタイル。ビルはクールでスムースな音色の持ち主。二人はジャズシーンを席巻する程個性的ではないがジャズの魅力を湛えた名手。ジェームスには57年ドラムのローレンス・マラブル名義のJazz West盤「テナーマン」が特に名演の呼び声が高い作品。以後もリバーサイドに数枚出したが人気につながらなかった。ビルもやはり50年代に名演を残したが地味な存在に甘んじた。このCDは87年録音のもの。テナーバトルとは違い二人が繰り広げるテナーサウンドを4ビートで聴く性格のもの。F・ストラッゼリのフラナガンばりの趣味の良いバッキングが価値を高めている。演奏は全8曲。オリジナルは無く全てスタンダードとジャズメンの曲。ジャズメンはパーカー、ガレスピー、ドーハム、ダメロンを取上げている。パーカーの"SIPPIN' AT BELL'S"のブルースから二人の快適なソロが展開される。"I WAITED FOR YOU""SOULTRANE"はワンホーンでクレイの見事なバラードプレイはベテランの味で聴き惚れる。ドーハムの人気曲"LOTUS BLOSSOM"はテナーのユニゾンからビルのソロが活躍4ビートのグルーブ感が横溢した見事な演奏。"Moon&Sand"ジェームスのロマンティックなフルートソロは美しい音色で出色の出来。
Bill Perkins(ts)James Clay(ts,fl)Frank Strazzeri(p)Joel DiBartolo(b)Billy Mintz(ds)1987.8.10 JAZZ MARK108

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