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2007年6月 5日 (火)

欧州のO・ピーターソンの快作

Img_1136モダンジャズの時代になって ピアノトリオは過去に無数のグループが歴史の中に去来し今も各地に雨後の竹の子のようにデビューしている。しかしどれほどのピアニストやグループがジャズシーンに長く君臨するのか誰にも分からない。今回紹介するピアニストのパトリック・トンペルトはヨーロッパ随一といえるスインガーであり長く第一線に君臨して欲しいピアニスト。往年のO・ピーターソンを彷彿とさせる圧倒的な迫力でせまるピアノトリオ。独Satin Dollの「patrick tompert trio/Live」はそんな演奏。トンペルトはピーターソを現代に再現するかのように豪快にスイングする。実はこのCDはトンペルトを目的に買ったのではない。ジャケット写真のジャジーさやスタンダードが多く選曲されていたので入手したものでこれが見事に的中した。ピアノを中心に三者の絶妙なコンビネーションでジャズが持つ魅力が最大限に発揮された演奏になっている。演奏は全11曲。自身のオリジナル2曲の他ジャズメンオリジナルとスタンダード。うちO・ピーターソンを3曲取上げている。"If Were A Bell"からスインギーにノリの良さを示す。オリジナル2曲を挟んで"Manha De Carnaval"ボサリズムでなじみのテーマを美しく奏で自在なアドリブに入る。"Autumn Leaves"テーマの後すぐドラムソロが入る所がユニーク。トンペルトの唄心旺盛なソロが抜群。エバンスの名演があるV・ヤングのマイナーチューン"Beautiful Loveは"ブラッシュワークにのってトンペルトが魅力的なフレーズを連発しベストプレイを展開する。最後3曲はO・ピーターソンの"On Danish Shore""Hymn To Freedom""Hallelujah Time"はトンペルトの面目躍如のペレイに圧倒される。"Hymn To Freedom"は何回聴いてもいい曲。
Patrick Tompert(p)Davide Petrocca(b)Werner Braun(ds)1998.10.24 Satin Doll  SPD1029-1

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