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2007年6月 7日 (木)

バディ・チルダース久々のリーダー作

Img_1139 かつて60年代に短期間の活動で意欲作を多数残したキャンディド。90年代に入って再生した新生キャンディドは過去の先鋭的な性格から主流派のハードバップを主体としたものに変わった。ドン・ベネット、マーク・モルガネリ、リー・コニッツ、ドナルド・ハリソン、リッキー・ウッダードなどの新旧の力のあるジャズメンやキャンディド・ジャズマスターズなどのグループによる魅力あるアルバムが多くある。今回はトランペットのベテラン、バディ・チルダースの「BUDDY CHILDERS/WEST COAST QUINTET」。フロントにバルブトロンボーンを加えた2管3リズムのクインテット。チルダースは50年代中期にリバティに残した2枚のコンボ演奏が真価を発揮した名作として知られている。10代から名門スタン・ケントン楽団に在籍して活躍しH・ジェームスやR・エルドリッジに影響を受けた人。このCDは久し振りのリーダー作になる。メンバーはタイトル通り新旧のウェストコースターで占められている。演奏もジャズスピリットに溢れ往年のウェストコーストジャズの本領を発揮した演奏が展開されている。全9曲でチルダースのオリジナル2曲にジャズメンオリジナル4曲の他スタンダード3曲で親しみ易い知られた選曲。"BUFFY"は過去のカルテットの再演でバップ色の濃い演奏。"WHAT'S NEW"はバラードでチルダースのベテランの味が出てしみじみ聴かせる。"ALL THE THINGS YOU ARE"スイング感が溢れたグルービーな演奏。"LAMENT"JJの名曲をトロンボーンのワンホーンによる美しいバラードで情感がこもり印象に残る演奏。"COTTONTAIL"は各ソロイストの熱演は最後を飾るに相応しい演奏。
Buddy Childers(tp,flh)Jimmy Zito(vtb)Brian O'Rourke(p)John Leitham(b)Paul Kreibich(ds)1994.6.8,13,22 Candid CCD79722

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