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2007年6月 4日 (月)

D・ゴイコビッチ参加のヨーロッパジャズメンの熱演

Img_1133 今年76歳になるトランペッターのダスコ・ゴイコビッチ。現時点でダスコの最新の演奏が聴けるCDがリリースされた。「Straight Six live at Birdland Neuburg/GER」。このCDの最大の注目点はダスコ・ゴイコビッチとベースのマッズ・ヴィンディングが参加している事にある。これだけでも食指が動いていまう。古典的な3管編成だがタイトル通りのストレート・アヘッドのバリバリのハードバップ。ダスコのリーダー作やサイドメンに参加したアルバムには駄作は殆んど見当たらない。どれもジャズの醍醐味を聴かせ魅力が溢れた印象的なものが多い。このCDのリーダーは表記はないがテナーのヘインツ・ヴォン・ハーマンのようだ。編曲も全てハーマンが行っている。ハーマンのテナーは初めて聴くがロリンズのように豪快で太い音色が見事、ピアノのJ・レイターのバップスタイルのタッチが魅力。ダスコはいつものように中音域を駆使したサウンドが心地よく鳴り貫禄を示している。他にトロンボーン、ベース、ドラムスの随所に亘る好演が華を添える。ジャケット写真は6人のベテラン達の心意気が伝わって来そうなデザインだ。これは正にヨーロッパのベテラントップミュージシャンによるストレート・アヘッドジャズ。演奏は全5曲で10分から13分の比較的長い演奏。ハーマンのオリジナル2曲の他ジャズメンオリジナル3曲。ハーマンのオリジナル"Oy Oy Oy Blues"最初にハーマンの男性的な太い音でソロをとり各ソロイストがダイナミックなソロを展開する。ガレスビーの"Con Alma"ソロイストの熱演が伝わる迫力満点の演奏。S・タレンタインの"Sugar"ユニゾンのテーマからブルージーな演奏でダスコのソロが光りベテランが実力を示した演奏でベストプレイ。ハーマンの"Ground Blues"ブルースをのびのびと面目躍如のプレイを展開し終演する。
Heinz von Hermann(ts)Dusko Gojkovic(tp,flh)Adrian Mears(tb)Joerg Reiter(p)Mads Vinding(b)Bruno Castellucci(ds)2005.5.6 alessa AL1006

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