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2007年6月 6日 (水)

B・リンチ御大ブレーキーの追悼盤

Img_1138 90年代NYにKen Fujiwara氏が主宰していた”Ken Music”は主流派に制作ポリシーを置いて数々の名作を生み出して来たレーベル。その中から傑作の誉れ高いトランペットのブライアン・リンチの「BRIAN LINCH/IN PROSESS」を紹介します。アルト、テナーが加わっているが基本はアルトの2管編成が半分占める。Ken Musicで印象に残るCDはジム・スナイデロ、フィル・マコーウィッツ、ファビオ・モルジェラなど力はあっても比較的地味なプレヤー達の傑作になる。ブライアンは80年中期からクリスクロスに今回の吹込みメンバーらとセッションを持ちリーダー作も5枚程度出して注目されて来た。その後もシャープナインからワンホーンを中心に4枚のリーダー作をリリースして気を吐いて今やベテランの部類に入る。今回のCDは1990年10月にアート・ブレーキーとジャズメッセンジャーズに在籍時、御大の死後の翌日から2日間かけてブレーキーのメンバーらと録音した追悼盤といえるもの。2管を主体にワンホーン、3管、デュオなど多彩な演奏が聴きもの。90年代初頭のブライアンはイマジネーションも豊かでブリリアントな音色と情熱的なソロは聴くものの感動を与える。サイドメンもメッセンャーズや信奉者で固めており演奏密度は濃い。特にスナイデロのアルトは出色の出来。演奏は全9曲でワンホーンの"FRAMINGO"は美しい音で唄心を発揮したブライアンの特長と実力を示した演奏。
Brian Lynch(tp)Javon Jackson(ts)Jim Snidero(as)Benny Green(p)Dennis Irwin(b)Anthony Reedus(ds)1990.10.17,18&1991.2.21 KEN MUSIC KEN-011

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