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2007年5月23日 (水)

フランク・ウェス北欧で燃える

Img_1061 50年代から60年代にかけてビッグバンドの雄、カウント・ベイシー楽団に10年以上在籍して多大な脚光を浴びてスターになったテナー、フルート奏者のフランク・ウェスはジャズ本来の楽しさを伝えて来た名手。しかし器用過ぎたのかウェスの全貌を捉えたアルバムが何故か見当たらない。1993年ノルウェーの”Oslo Jazz Festival”にフランク・ウェス・クインテットが出演した折地元のレーベルGEMINIに録音した「FRANK WESS Quintet/Surprise! Surprise!」は名作である。元々リーダー作が少ないウェスがテナー、フルートで音楽性を最大限に発揮した演奏は貴重でありGEMINIの手腕に敬服する。GEMINIにはかなり米国ジャズメンのアルバムがある稀有なレーベル。トロンボーンのアル・グレイ、テナーのハロルド・アシュビーなどが印象に残るアルバムで共にピアノはノーマン・シモンズがバッキングしている。演奏メンバーはウェスの他ギターのジョー・コーン、ピアノのノーマン・シモンズ、ベースにリン・シートン、ドラムスがジャキー・ウィリアムスで派手さはないがジャズ魂を持った実力派。全9曲、メンバーのオリジナルとスタンダードをおりまぜて純正ジャズを伝承するウェスの全貌が聴ける演奏。
1993.8.7録音 Gemini GMCD84

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