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2007年5月29日 (火)

テナー奏者ティム・アマコストNYで熱演

Img_1126 米北東部のオハイオ州にある”ダブルタイムレコード”はベテラン・中堅クラスの実力者に焦点をあてた充実したアルバムを積極的にリリースしカタログは100枚近くにのぼる。今回は中堅テナーのティム・アマコストが残した2枚のうちの1枚「Tim Armacost/Live at Smalls」。トランペットの名手トム・ハーレルとの2管3リズム。ドラムスに本邦の逸材奥平真吾が叩く。アマコストは日本に留学の経験も豊富で日本文化にも精通し度々の来日公演も評判が良いと聞く。演奏スタイルも新しさの中に密度の高さとぬくもりのあるサウンドに魅力がある。T・ハーレルは一時の活躍が伝わってこないがここでは鋭いアタックが緊張感を増しアマコストとの共演に気合が入っている。奥平の刺激的なドラムワークが大きな推進力になってバンドの成功につながっている。演奏は全6曲。アマコストのオリジナルが2曲にジャズメンが2曲とスタンダード2曲とバランスが取れた選曲。G・バーツの"Libra"は2管のテーマーからアマコストのダイナミックなソロが圧巻。オリジナル"Tenor Vive"アマコストの甘味を湛えたテナーソロが光る。”Invisible"は4ビートでT・ハーレルの素晴らしいソロが聴ける。H・モブレーの"Hank's Other Bag"はピアノのJ・キングをフィーチュアーしモダルなプレイに圧倒され、奥平のドラムが緊張感を生んでいる。S・ロリンズの名演があるスタンダードの"You Don't Know What Love Is"はアマコストのバラードプレイも最高にいい演奏。
Tim Armacost(ts)Tom Harrell(tp)Jonny King(p)Gerald Cannon(b)Shingo Okudaira(ds)1996.12録音

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