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2007年5月22日 (火)

リッキー・フォードの近況を伝えるライブ盤

Img_1051 C・ミンガスグループ出身のテナー奏者リッキー・フォードを聴いた時期は大分遅くなってからになる。それも最初はLPやCDではなくビデオ映像だった。1986年コルネット奏者のナット・アダレイ率いるクインテットの一員でNYのヴィレッジ・ヴァンガードに出演していた演奏である。半袖シャツをズボンの上に出した格好でまだ30歳頃の若々しく豪快に吹くリッキーの斬新な音がやけに新鮮に聴こえたのだ。それからリッキーの演奏を注目するようになった。ここに来てリッキーの近況を伝えるCDが2005年に仏MARGEから出た。「RICKY FORD quintet/GREEN NOTE」。フロントラインはトランペットにベテランエディ・ヘンダーソンを加えた2管編成。ワンホーンが多いリッキーにとっては久々の2管。ヘンダーソンもこの所新境地を開いた新しいサウンド作りをしているので最適だ。ピアノは同じくベテランのカーク・ライトシー、ベースジェームス・ルイス、ドラムがダグ・サイズと地味ながら力を持ったメンツ。リッキーの演奏は型にはまらないダイナミックでアグレッシブ音を豪快にブローしてリッキーの個性が十分に発揮されている。ヘンダーソンとライトシーのソロが光っておりサウンドのの構築に寄与している。リッキーは2000年以降は自身のビッグバンドの指揮と教壇に立って教えているためパリとイスタンブールの間を往来しているという。このCDはパリ滞在時に録音されたものと思う。演奏は全8曲で全てリッキーのオリジナル。緊張感が漂う白熱の演奏が聴ける。2003.6.28録音 MARGE 33

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