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2007年5月12日 (土)

出雲に帰郷の熱田修二が会心作

Img_1032 島根の出雲に拠点を置くトランペッターの熱田修二はしばしば上京して楽しいセッションを聴かせてくれる。これは1995年自主制作の「IJCプランニング」から自身2作目のリーダー作が出た。「GHOST OF A CHANCE/Shuji Atsuta Quintet」。熱田の地元に他のメンバーが出張してレコーディングしたもの。日本のトップクラスのジャズメンが一堂に会してのセッションで卓越したハードバップが収められている。熱田はこの他にも意欲的に何枚もの自主制作盤をリリースしいずれも趣味の良い作品ばかりだ。熱田はブルーコーツ、ニューハード、シャープス&フラッツなどのビッグバンドに長く在籍した実力ジャズマン。クリフォード・ブラウン系が特色。メンバーは他にピアノ小川俊彦、テナー高橋達也、ベース野中英士、ドラムに故小津昌彦ときたら食指が動く豪華メンバー。なお小津は他界する2年前の貴重な録音になる。ベテランジャズメンによるオーソドックスなハードバップは実に見事という他ない。最近は聴く機会が少ない小川俊彦のピアノも聴けるのもうれしい。演奏は全11曲。ジャズメン8曲にスタンダード3曲。J・ニューマン"The Midget"熱田の切れの良いソロが光るスインギーな演奏。"My Romance"テンポを落として美しいメロディのあと熱田のリラックスしたソロ、エッセンスが詰まった演奏。タイトルの"Ghost of a Chance"熱田ワンホーンで情感は伝わる演奏。S・クラーク"Blue Minor""Cool Struttin'"ファンキームード横溢のグルービーな演奏。他にB・ゴルソンの"Along came Betty""I Remember Clifford"など名曲が目白押しで豪華メンバーによる名曲集は魅力満載。

熱田修二(tp)高橋達也(ts)小川俊彦(p)野中英士(b)小津昌彦(ds)1995.1.25,26 出雲
IJCプランニング IJC261202

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