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2007年4月17日 (火)

West Coast Jazz Summitの肩のこらない演奏

Img_0970 独Monsから1996年にリリースされた「WEST COAST JAZZ SUMMIT」のタイトルがユニーク。ロサンゼルスを拠点に活動している超級のジャズメンが一同に会したテンポラーリーなバンドでリーダーは特にいない。正に実力者4人のサミットである。テナー:ラルフ・ムーア、ピアノ:エリック・リード、ベース:ボブ・ハースト、ドラムス:ジェフ・ハミルトンというワンホーン編成。このメンバーとなれば食指が動かないハズがない。R・ムーアは80~90年代にかけて超売っ子でCriss Cross、Reservoir、LANDMARKなどにリーダー作を連発してスターの座についた。2000年に入ってから近況が伝わって来ないのはどうしたことか。もう一度あの元気を取戻して欲しい。E・リードはこの所の活躍振りには目を見張るものがある。この当時から正統派の安定したピアノはいずれ飛躍が予想された逸材だった。J・ハミルトンは縦横無尽の活躍で名作を送り出しているしB・ハーストもOTBのデビュー時は大変注目された。演奏は全10曲で全てなじみのスタンダード。"Old Folks"はムーアのバラードプレイが胸にせまる。"Golden Earrings"はトリオ演奏。1957年のレイ・ブライアントの人気曲。テーマをストレートにブライアントばりに弾く。奇をてらわずに正面から捉えたのが成功でブライアントに匹敵する風格がある。"Poor Butterfly"テーマをベースのアルコとピアノで奏でる所が美しい。"Caravan"ムーアの面目躍如の好演、リードもアイディア豊かなソロで応じる。ムーアはリラックスしていて自然体の演奏に好感が持てる。このジャケットデザインは良い。ワインボトル1本ずつに名前が入っていて4人が並んでいる。芳醇なワインの香りがする極上のサウンドが聞こえてきそうで秀逸。

Ralph Moore(ts)Eric Reed(p)Robert Hurst(b)Jeff Hamilton(ds)1995.10.29

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