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2007年4月18日 (水)

大井貴司&Super Vibrationの最新作

Img_0971 日本のジャズヴァイブ界で最高の人気と実力を誇る大井貴司。大井の最新作は2004年にF&Tから「大井貴司&Super Vibration/Play's Swing」がリリースされている。大井は自己の「Super Trio」や「Super Vibration」で全国を又に掛けて活躍している。モダンジャズの大御所、ミルト・ジャックソンのブルージーとソウルさを継承し卓越したテクニックを持つジャズマン。MJQのジョン・ルイスやレイ・ブラウン、ジーン・ハリス、ジュニア・マンスなどジャズ界の大物と共演しリーダー作を8枚リリースして確固たる実績を残している。共演しているクラリネットの谷口英治も久し振りの大物として期待のジャズマン。すでに5枚の自己名義のリーダー作を出している。自己のコンボでラジオなどのメディアに出演して実力はお墨付き。クラで色々な音楽に取組み領域の広さが持ち味。Super Vibrationでも違和感なく絶妙なモダンスイングを展開している。全曲おなじみのスイングナンバーや日本の名曲など幅広い選曲が目に付く。クラの名曲"小さな花"はピーナッツ・ハッコーの人気曲。「可愛い花」でザ・ピーナッツがデビューした曲でクラリネットが似合う曲。大井のオリジナル"Suset Moon"はボッサリズムの美しいメリディが印象に残る。"さくら貝の歌"は珍しい。大井の巾の広さが伺える。戦後間もない1949年のNHKラジオ歌謡の曲。「あざみの歌」を作った故八洲秀章の曲で今では忘れかけていた日本の名曲。ヴァイブのストレートなテーマが失恋の傷心さを表している。これはSuper Vibrationの聴き応えのある充実した演奏と言える。

大井貴司(Vib)谷口英治(cl)出口誠(p)谷口雅彦(b)広瀬潤次(ds)2003.10.26録音

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