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2007年4月28日 (土)

寛いだエド・ルイスのトランペット

Img_1004 ジャズにはスピード感のある激情的なスタイルがある一方で心の中にじっくり浸透するスタイルのジャズも魅力のひとつ。そんなコンセプトのジャズを聴かせるトランペッターのエド・ルイスを取上げる。2000年にNippon blue noteからリリースされた「ED’Tiger’Lewis Memorial AlbumVol.Ⅰ Live at blue note」。メモリアルとクレジットされている通りルイスはこのCDがリリースされる前に他界されたので追悼盤になってしまった。これは2枚あるうちの1枚。ほとんど実績のないジャズマンが来日してCD制作とは考えられない。ライナーによるとルイスが若い頃マイルスやローチとプレイしバップを経験していたという。その後一線を退き運転手をしていた時に渡米して演奏活動していたバースの谷中秀治と出会い、意気投合して来日となる。まあザットこんな状況。そこで京都の「ブルーノートクラブ」 で収録したのが今回のCD。メンバーはルイス以外は関西に拠点を持つ有能なジャズメン。テナーに若手の井上弘道、ピアノにベテラン故市川修、ベースに谷中秀治、ドラムが豊田晃と重量級のクインテット。ルイスの人生の悲哀を投影した味わい深い演奏に共感を覚えてしまう。サイドメンも好演しルイスをひき立てている。井上のテナーが実にいい味を出していて秀逸。演奏は全8曲。スタンダードが6曲にジャズメン2曲。"Somewhere in the night"はスローテンポで各人の思慮深いソロが心にしみる。"I can't Get Started"美しいバラードルイ、井上の素晴らしいソロが聴ける。"Portraight of Jennie"ここでもルイス、井上のバラードプレイが最高の雰囲気。"Shiny Stockings"はユニゾンのテーマからルイスの明るくのびのびとしたソロがよくフォービートのスインギーな演奏。マイルスの"Theme"は一番アグレッシブな演奏で各人のりのりのソロが素晴らしく最後に豊田のドラムソロがフィーチャーされ最後を飾る好演。CDのモノクロジャケットが引き立ついいデザインである。

                   

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