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2007年4月 7日 (土)

世界に羽ばたく岡崎好朗

Img_0951_2 岡崎好朗は世界で通用する有能なトランペッターの一人。テクニック、音色はもとよりジャズの伝統を継承した力感溢れる演奏が魅力。今回、国内マイナーレーベルのeweから2003年に岡崎好朗の初リーダー作「Hank's Mood/Yoshiro Okazaki」をリリースして期待に応えた。岡崎は日本人離れした大きなスケールを持った逸材で初リーダー作は遅すぎる程だ。サイドメンとしてはすでに1995年当時から色々なジャズメンと共演してアルバムを多数残している。中でも和製アート・ブレーキーの異名を持つドラマーの小林陽一のコンボ「Good Fellas」名義で4枚のCDをリリースした実績を持つ。現在は活動拠点をNYに移して活躍している。最近ではベースの巨匠C・ミンガスゆかりのバンド「Mingus Dynasty」などで演奏いているというから益々期待が高まる。Hank's Moodはレギュラー活動しているOKAZAKI BROTHERSのメンバーで2管3リズム。ブリリアントな音とテナーのアンサンブルはハードバップの醍醐味を存分に聴かせる。全9曲でリーダーのオリジナル5曲にスタンダード4曲。タイトル曲の"Hank's Mood"はなじみやすいメロディで曲作りでも非凡な所を見せる。スタンダードの"Portrait Of Jenny"はトランペットのワンホーンで美しいバラードは本作品の白眉。"You Don't Know What Love Is"はテナーの弟、正典のスローバラードでアイディア豊かなソロを展開する。リズムセクションはレギュラーメンバーの強みでサポートは完璧。このCDは将来を担うジャズメンの渾身のプレイを収めた演奏ではないかと思う。

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