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2007年4月22日 (日)

大器晩成の八木隆幸

Img_0977 ここに来て勢いに乗ってきたピアニストの八木隆幸。横浜にあるマイナーレーベル「Five Stars Records」からリリースするようになってから恵まれた才能が開花し一気に上昇気流に乗って来た感がある。今回はファイブスターのデビュー作で2005年にリリースされた「I Love Lucy/TAKAYUKI YAGI TRIO」が好評だ。八木はこれまでリーダー作は5枚。うち3枚のピアノトリオはファイブスターからのもの。このCDの注目はジャズ界の重鎮ベテランベーシストの水橋孝と新鋭ドラマー高橋徹の新旧の参加で魅力あるピアノトリオに仕上がった。他のリーダー作は八木の師匠のオルガン酒井潮とのデュオやドラムレストリオといったインパクトに欠けるものであった。「I Love Lucy」は本格のトリオで八木の個性が存分に発揮された作品。W・ビショップ、B・ハリス、N・シモンズなど正統派ジャズの名匠達に師事し、れっきとしたハードバーパーの流れを汲むジャズマン。ダイナミックで繊細にスタンダードを料理する術は見事という他ない。演奏は全12曲。ジャズメンが度々取上げて来た曲。タイトル曲"I Love Lucy"は急速調で八木のテクニックが冴える。"I'll Remember April"はイマジネーション豊かなソロワークでスインギーに展開される。"I'm A Fool To Want You"は美しいバラード、ベースがフィーチャーされる。R・フリーマンの"Double Play"はオリジナルの原曲を活かしたスインギーな演奏。"It's All Right With Me"はアップテンポの三者一体となった演奏が圧巻。

八木隆幸(p)水橋孝(b)高橋徹(ds) 2005.7.15録音 Five Stars Records FSY-502

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