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2007年4月 8日 (日)

ウェストコーストのスインガーPete Jolly

Img_0953 ウェストコーストジャズが隆盛の頃いわゆる”名手”と言われる白人のジャズピアニストが活躍しセッションを盛り上げた。しかし人気の点ではイーストの黒人達に一歩譲った。B・パウエル、T・モンクらによる歴史的スタイルの確立で影響を受けた若手の出現でジャズシーンを席巻して人気者になった。しかしウェストの白人達はテクニックと洒落た味わいと黒人には無い都会的なセンスが魅力的で存在感を示した。ラス・フリーマン、マーティ・ペイチ、ビクター・フェルドマン、ルー・レヴィー、ジミー・ロウルス、アンドレ・プレヴィン、クロード・ウィリアムソンなどが思い浮かぶ。そしてもう一人忘れてならないのが今回紹介するピート・ジョリー。60年代初頭のava盤「リトル・バード」での小鳥のさえずりを表現するきらびやかなピアノが印象に残り以降聴くようになった。P・ジョリーのアルバムはVSOPに復刻、未発表や新録を含めて数多く出ている。今回活動後期の1990年にHoltからリリースされた「Gems/PETE JOLLY TRIO」を取り上げます。メンバーは60年代からレギュラー活動しているベースChuk Berghofer、ドラムNick Martinisのトリオ。気心の知れたメンバーの結束は完璧。全12曲で殆どが良く知られたスタンダード。P・ジョリーのピアノはこ難しい事なく、肩ひじ張らずに明快で小粋にスイングして持ち味を出している。グルービーはモダンジャズの宝、この演奏はタイトルの”宝”を表しているともいえないだろうか。

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