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2007年4月 2日 (月)

C・ウッズとF・グリーンに捧げた貴重なCD

Img_09441 輸入盤のカタログを眺めているとオヤッ!と思うCDに出くわす事がある。1988年のリリースでベーシストのクリーブランド・イートンがリーダーを努めた「Cleve Eaton & Friends/A Classic」(1984年録音)このCD、著名なジャズメン2人の没後にリリースされたトリビュート盤だ。カウント・ベイシー楽団のギタリストのフレディ・グリーンとアルト奏者のクリス・ウッズの2人。貴重なのは2人の小編成バンドでの最後を収めた音源である事だ。このCDはリーダー自身の自主制作。ライナーはパーソネルとレコーディングの注釈。裏面はパーソネルと曲名のみのシンプルなもの。自主制作では資金も投入出来ないのだろう。演奏メンバーはトランペットを除いてベテランの実力者の名が並ぶ。クリス・ウッズ(as)ダール・カーレイ(tp)フレディ・グリーン(g)ロンネル・ブライト(p)チャリー・パーシップ(ds)クリーブランド・イートン(b)のセクステット。クリスは70年代欧州に渡って一世一代の名演を残し、F・グリーンのリズムギターはC・ベイシー楽団のスイングの源泉、R・ブライトは歌伴の名手、C・パーシップはジャズステイツメンのリーダーとしての印象が深く、C・イートンはジャズロックで鳴らしたR・ルイストリオのエルディー・ヤングの後任として活躍した。こう見るとこのメンバーはジャズの歴史と共に歩んで来たといえるのではないかと思う。演奏は全8曲。D・エリントンの"In A Melloe Tone"以外は全てメンバーのオリジナル。C・ウッズのアルトはクリアな音色で良く鳴り、カーレイはブラウニーのようにブリリアントな音で好演。ここでもF・グリーンのリズムギターが全体に活力を与えている。力量のあるジャズ集団、各トラック楽しくスイングしている。私家盤にしては音は実にクリアに録れていて満足出来る。

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