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2007年4月11日 (水)

90年代のハードバップの熱演

Img_0956 トランペットのクラウディオ・ロディティとアルトのパキート・デリベラはラテンミュージックが盛んなブラジル、キューバの出身。ジャズとブラジル、キューバ音楽に精通し造詣が深い。ジャズに於いてもハードバップに根強い愛着とこだわりを持ったミュージシャンである。そこで今回二人が純粋にハードバップに全身全霊をかけたCDを紹介します。米CANDIDから出た「CLAUDIO RODITI/Milestones  featuring PAQUITO D'RIVERA」この二人、D・ガレスビーやC・パーカーをアイドルとしてジャズを志した人。ハードバップはお手のものだ。ここでもハードバップ本来の熱気がムンムンするエキサイティングな演奏を展開している。ブリリアントなソロとパーカー風な流麗な音で盛り上げるが時々個性的なハイトーンが少々気になる。リズムセクションもケニー・バロン、レイ・ドラモンド、ベン・ライリーとバップをやらせたらダントツのメンバーがサポートする。演奏は全6曲で10分以上の長い演奏が続く。ジャズメンオリジナルが3曲、スタンダードが2曲にデリベラのオリジナル1曲の構成。マイルスの"Milestones"テーマはオリジナルのイメージでガンガン飛ばす。"But Not For Me"でデリベラのクラリネットは聴き応えがある。デリベラの"Brussels In The Rain"はメロディの美しいバラードで余韻が残る良い曲。コルトレーンの"Mr PC"は11分に及ぶ力感のあるブローが緊張感を呼ぶ。これは奇をてらわずに真っ向からハードバップに挑んだ白熱した演奏が圧巻。

Claudio Roditi(tp,flh)Pauito D'rivera(as,cl)Kenny Barron(p)Ray Drummond(b)Ben Riley(ds)1990.11.13,14 at Birdland NYC


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