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2007年3月15日 (木)

Tony Pacini早くも第3弾リリース

Img_0895 日本生まれのピアニスト、トニー・パシーニの勢いが止まらない。2006年第3弾として満を持してリリースしたホヤホヤのライブ盤「Tony Pacini Trio/LIVE AT JIMMY MAK'S」に期待が集まる。デビュー盤「I'll Close My Eyes」に人気が沸騰して入手出来ず2回目のプレスに入っている状態。なぜパシーニに注目が集まったのか。忘れられていたこ難しい事を抜きに本物の音と伝統を継承し素直にジャズを演じた結果ではないか。猫も杓子もエバンス派に傾倒する中、ジャズ魂が希薄で心に残るものが少ないのも事実。パシーニはジャズのエンジョイ、グルーブ、ブルージーさを合わせ持った才能の持主、これが心を捉えたといえる。一度聴けば本物の音の豊かさに魅了されてしまう。トリオのメンバーはデビュー盤と同一、ティームワークは万全。リラックスしてのびのびとプレイしている姿が投影される。全9曲、マイルスの"Freddie Freeloader"からエンジン全開。スタンダード3曲、オリジナル3曲にジャズメンの曲3曲とバランスの良い構成で緩急自在のプレイは見事。1曲間に挟むピアノソロは前作でソロピアノ集を出しているのでさすがと思わせる。これは今が旬のピアニストの全貌を知るには最適な演奏である。

Tony Pacini(p)Ed Bennett(b)Tim Rap(ds)2006.8.9録音

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