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2007年3月14日 (水)

ハードバップの醍醐味諸田富男SEXTET

Img_0890 還暦間近のベテランドラマー諸田富男が初リーダ作を出した。50~60年代初頭のモダンジャズの古き良き時代を象徴する熱気ムンムンのハードバップが今に蘇る熱演のライブ2枚。取上げるCDは2006年リリースされた2枚目の「TOMMY a GOGO/Tomio Morota Sextet Live at  J」。これは新宿のライブハウス”J”におけるライブ盤。フロントラインはペット、アルト、テナーの3管の3リズムに曲によりゲストが参加し彩りを添える。諸田はアート・ブレーキーのように長くコンボを維持し有能なジャズメンを排出してきたという。ここでも将来を担う若いジャズメンを擁して溌剌したプレイを展開し見事なリーダーシップを発揮している。このバンドの音楽監督にトランペットの宮本やすしを配置し全般的な編曲を担当して見事なファンキーサウンドを演出する。先にリリースされた「SIR HORACE」がホレス・シルバーに2作目はジャズメッセンジャーズにスポットを当てたのが特色になっている。2作目はベニー・ゴルソンが音楽監督をしていた時代のヒット曲がズラリ。”Along Came Betty""Are You Real""Fair Weather""I Remember Crifford"の4曲が目を引く。その他B・ティモンズの"Moanin'" K・ドーハムの"Lotus Blossom"など人気曲が目白押し。モダンジャズの一時代を構築した名手達の遺産を本邦の気鋭の若手が全精力を傾注した演奏は聴き応十分。

諸田富雄(ds、Leader)宮本やすし(tp、Music Director)宮崎勝央(as)岡崎正典(ts、Arranger)海野雅威(p)矢野伸行(b)ゲスト青木タイセイ(tb)竹内郁人(as)石田衛(p)2004.12.20録音

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