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2007年3月24日 (土)

愛着のあるトランペッターのコンテ・カンドリ

Img_0928 ウェストコースト・ジャズを語る上で絶対に欠かせないジャズマンにトランペッターのコンテ・カンドリがいる。C・カンデリは革新派ではないが時代を支えた愛すべきジャズマンであった。トランペットのスタイルは中庸を行くもので奇をてらう事無く正面突破の正攻法の演奏だ。C・カンドリの定番化しているアルバムはピアノのルー・レビーとの双頭名義のアトランティック盤「WEAT COAST WAILERS」(1955)と手書きのポートレートが印象的なモード盤「CONTE CANDOLI QUARTET」(1957)という古いアルバムになる。60年代初期にシェリー・マンコンボのサイドメンとして西海岸のジャズシーンの中心的人物として君臨し実力を高く評価され良質で記憶に残るアルバムを数多く残した。今回は晩年の作品でスイスのJHMからリリースされた「Conte Candoli meets The Joe Haider Trio」を紹介します。JHMレーベルは鬼才ジョー・ハイダーが主宰しているレーベル。カンドリはトリオをバックにワンホーンで人生の枯れた味わいを披露し、そのいぶし銀の良さは聴き逃せない出来映えである。全7曲。スタンダード3曲にジャズメンの4曲で全てよく知られた親しみのある曲。"What is this thing called love"から全開。"Darn that Dream"でのミュートプレイでは感情が実に豊か。パーカーの"Confirmation"バップサウンドを溌剌としたプレイに感動する。晩年は欧州での吹込みで健在ぶりが伝えられていたが2001年永眠した。愛着のある名プレーヤーとしてジャズ史に残るジャズメンではないかと思う。

Conte Candoli(tp)Joe Haider(p)Isla Eckinger(b) Wolfgang Haffner(ds)1994.3.20,21録音

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