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2007年3月 5日 (月)

カーティス・フラー久々の新作

Img_0865 ハードバップジャズを継承するトロンボーンのカーティス・フラー。サボイ盤「ブルースエット」でメローなゴルソンハーモニーに魅了され、モードに変身したアート・ブレーキーの3管ハーモニーの一翼を担い不動の人気を得た。滑らかさに欠けたカスレ音の独特の音色だがツボにはまった時はフラーの世界にはまり込んでしまう。知名度が上がった一因にアルバムのヒット作が影響している事は確かだ。前述の他に「サウス・アメリカンクッキン」「スライディング・イージー」「ボス・オブ・ソウルストリーム・トロンボーン」など。トミー・フラナガンなどの趣味の良い実力者をサイドメンに迎えたアルバムだ。これらは皆50~60年代に集中しておりフラーが最も脂が乗っていたといえる。その後ジャズシーンから遠のいていたがここに来て新録が出始めた。「CURTIS FULLER/keep it simple」もその一つ。中堅、若手と組んでベテランの風格さえ感じさせる。往年の凄さはなくなっているが老練のうまみが加わっている。全10曲、過去に名演があるオリジナル”A RABIA””A LA MODE”の再演、他2曲のオリジナル。その他メンバーのオリジナルやスタンダード4曲を占める。テナーのジェイボン・ジャックソンのテナーの斬新なサウンドがこのCDを魅力的なものにしている。
Curtis Fuller(tb)Javon Jackson(ts)Doug Carn(p)Rodney Jordan(b)Fritz Wise(ds)2003.9.28,29録音

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