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2007年3月20日 (火)

トランペットの大御所クラーク・テリー

Img_0906 百戦錬磨のトランペットの大ベテラン、クラーク・テリーが健在だ。ビッグバンド、スイング、モダンなどジャズの万能型プレヤー。長い歴史を物語るように吹込んだアルバムは数知れない。温かみのある音色と陽気に振舞うプレイは他の追随を許さない。比較的新しいライブ盤が独nagel heyerからリリースされた。「CLARK TERRY/HERR OBER」聴衆を前にベテランの味を存分に発揮して楽しませる。フロントのアルト奏者デイブ・グラッサーとは1995年以来のコンビ。ピアノの名手、ドン・フリードマン、ベースのマーカス・マクラーリンとは旧知の仲間でレコーディングもありグループのまとまりに不足はない。全11曲で自身のオリジナル3曲、ジャズメンのもの5曲スタンダード2曲他となっている。特にオリジナル"Herr Ober"では得意ののどを披露し聴衆との掛け合いで盛り上げるパフォーマンスもお手のものだ。"Nearness Of You"ではテーマをフリードマンが無伴奏ソロを奏でた後にテリーがテーマに入って来る所は最高だ。このコンボはフロント二人の熱演とフリードマンを中心としたリズムセクションの総合力だと思う。これは多くの人が理屈抜きにジャズの楽しさを味わうには最高の演奏ではないか。

Clark Terry(tp,flh,vo)Dave Glasser(as)Don Friedman(p)Marcus McLaurine(b)Sylvia Cuenca(ds)2000.5.20録音

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