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2007年3月 8日 (木)

超ベテランが燃えている

Img_0871_1 幾度となく来日してすっかり馴染み深くなったトランペッターのダスコ・ゴイコビッチ。これまで欧州、米国と又に掛けて縦横無尽の演奏活動を続けて来た。ダスコがリリースした音源は初期のものからレア物迄殆ど発掘され無数にのぼる。今回は1994年独の「Dusk Gojkvic・Gianni Basso Quintet/Live at Birdland・Neuburg」を紹介します。フロントはダスコと同年輩、伊屈指のテナーマン、ジアンニ・バッソとの双頭バンド。共に今年76歳になる超ベテランである。メンバーは他に来日したスロベニア出身の若手ピアニストのピーター・ミケリッチ、仏のベーシスト、ルイジ・トラサルディ、旧知のドラマー、アルビン・クイーンの5人。ミュートではマイルスばりに鋭くセンシティブに溢れたソロ、オープンで吹けばメロディアスな温かみのある音色は魅力的である。ダスコはコンポーザーとしても一流で印象に残る名曲を多く残している。"In The Sign Of Lybra""Inga""Soul Connection"など哀愁を湛えたメロディが日本人にピッタリ合う。ダスコと組むバッソもレスター系のスムースな音色がダスコのトランペットとうまくマッチして絶妙のサウンドに仕上がっている。ミケリッチのピアノはケリー、ガーランド、ティモンズに影響を受けたモダンピアノが冴える。全8曲2人のオリジナル6曲にスタンダード2曲。マット・デニスの"Everything Happens To Me"と先のオリジナル"In The Sign Of Lybra"のダスコのミュートプレイはさすがで聴き惚れてしまう。

Dusko Gojkovic(tp,frh)Gianni Basso(ts)Peter Michelich(p)Luigi Trussardi(b)Alvin Queen(ds)1994.11.26録音

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