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2007年3月11日 (日)

エラの歌伴ポール・スミス復活

Img_0883ヴァーヴ盤の 「ELLA IN BERLIN」は不世出の女性ジャズヴォーカリスト、エラ・フィッツジェラルドのアルバムである。約50年前に録音されたもので彼女のアルバムの中でも最右翼に挙げられるものだ。ここでバックをつとめているのがピアノのリーダー、ポール・スミスのカルテットである。そのポール・スミスの久々のトリオ盤がでた。暫くジャズシーンから遠ざかっていたので新録には食指が動く。ブロードウェイミュージカルを素材にし、2001年にリリースした「JAZZ ON BROADWAY」だ。メンバーはポール・スミスの他ベース、ジム・デ・ユリオ、ドラムはエバンストリオ最後のメンバーのジョー・ラバーベラのベストメンバー。この種のもの過去にも存在したがこれは安易な企画物ではなく立派なジャズである。曲はいわゆるスタンダードなのでなじみ深いものばかり。スミスの衰え知らずの運指に圧倒されてしまう。ひところのO・ピーターソン、R・ブラウン、E・シグペンの黄金トリオを思い浮かべる程の絶妙のドライブ感。このあたりのツボを心得たうまさは抜群である。ラバーベラのブラシュワークと重厚なベースワークが推進力になっている。全10曲、R・ロジャース。G・ガーシュインが中心。”My Favorite Things””Hello Young Lovers””Falling In Love With Love”などどれも理屈抜きに楽しさ満載のピアノトリオである。

Paul Smith(p)Jim De Julio(B)Joe La Barbera(ds)2000.5録音 Recording Arts 5504-2

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