« LUPIN THE THIRD 「JAZZ」と大野雄二 | トップページ | カーティス・フラー久々の新作 »

2007年3月 4日 (日)

こだわりのハードバップ、ルイ・ヘイズ

Img_0863 スイスにある「TCB」レーベルのagbシリーズはハードバップの宝庫。主宰しているのはドラマー、ピーター・シュミドリンで良質なジャズを多数排出している。ジャズのスタイルをCDの背表紙で識別しているのが特徴でハードバップは「赤」だ。今では多彩なジャズメンのカタログがあるが1950年代からH・シルバー、C・アダレイ、O・ピーターソンのトップコンボのドラマーとして君臨してきたルイ・ヘイズ。TCBのagbシリーズを象徴するように3枚リリースされている。中でも「Louis Hayes Quintet/the candy man」が良い。他は「Quintessential Lou」「Dreamin of Cannonball」の2枚である。アートブレーキー亡き後ジャズスピリットに溢れた熱気がムンムンするハードバップが少ない中、ジャズ界を牽引するルイの気力充実の奮闘振りが目につく。「the candy man」は有能な中堅、若手を擁して活力旺盛なミュリンズ、バートンのモーダルなソロが説得力を増す。ルイの旧知、ピアノのヘイゼルタインはキーマン的働きで盛り上げる。全10曲、ジャズメンオリジナル5曲とメンバーのオリジナル3曲それにスタンダード2曲の構成。中でもジャズメンのL・モーガンを2曲、H・シルバー2曲が目をひく。風格の出てきたヘイズのドラミングが全体を統率する。
Louis Hayes(ds)Riley Mullins(tp)Abraham Burton(ts)Dave Hazeltine(p)Santi DeBriano(b)
1999.11.21,22録音

|

« LUPIN THE THIRD 「JAZZ」と大野雄二 | トップページ | カーティス・フラー久々の新作 »

「趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/200184/5562993

この記事へのトラックバック一覧です: こだわりのハードバップ、ルイ・ヘイズ:

« LUPIN THE THIRD 「JAZZ」と大野雄二 | トップページ | カーティス・フラー久々の新作 »