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2007年3月10日 (土)

ウォルター・ブッカーのリーダー作

Img_0880 多彩なジャズメンと共演して来たベテランベーシストのウォルター・ブッカー。キャノンボール・アダレイコンボの最後のベーシストだった事でも知られている。これまでの共演はドナルド・バード、スタン・ゲッツ、ソニー・ロリンズ、サラ・ボーン、モード派ファラオ・サンダース等々多彩な顔ぶれだ。ベース奏者のリーダー作はC・ミンガス、P・チェンバース、R・ブラウン、S・ジョーンズなど名を成したプレヤーが多い。これに比べればW・ブッカーは地味に映る。しかし多くのジャズメンとの共演が物語るようにブッカーにはジャズメンの厚い信頼があるのだろう。今回のリーダー作「WALTER BOOKER QUINTET/BOOKIE'S COOKBOOK」を取上げます。フロントラインにはトランペットにマーカス・ベルグレイブ、バリトンのセシル・ペインと渋い面々にギターの参加が功を奏している。この辺り、ネームバリューに捉われない実力本位の見事な布陣。全6曲、メンバーのオリジナル3曲にパーカー、E・ホープ等の曲。ブッカーの”PETE'S ROCK”でのベルグレイブのミュートとギターの絡みはミステリアスな雰囲気を醸し出す。マリガン~ベーカーラインのサウンドも聴かれる。ピアノレスの方がサウンド的には新鮮味を覚える。フロント陣の充実がこのCDの魅力を格段に増している。

Walter Booker(b)Marcus Belgrave(tp)Cecil Payne(bs)Roni Ben-Hur(g)Leroy Willams(ds)Guest Larry Willis(p)1999.9録音

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